阪神がドラフト1位で高松商の浅野翔吾外野手(3年)を指名することがわかった。高校通算68発の浅野は補強ポイントの右の打てる外野手に一致する。

前日までに9球団が公表する異例の展開の中、阪神は浅野と内野もできるセンス抜群の大阪桐蔭・松尾汐恩捕手(3年)の二者択一で熟考を重ねていた。

浅野は巨人がすでに公表している。阪神と巨人の2球団での競合となれば史上初となる。これまで阪神と巨人がくじで競合し阪神が2勝、巨人が4勝。前回は20年ドラフトで近大・佐藤輝明内野手でオリックス、ソフトバンクと4球団で競合し当時の矢野燿大監督が引き当てた。

今回は岡田彰布新監督(64)と原辰徳監督(64)が壇上で一騎打ちとなる。