日本ハムから移籍した阪神高浜祐仁内野手(26)が入団会見に臨み、新天地での定位置奪取へ、外野挑戦への決意を示した。

日本ハムでは主に一塁を主戦場としてきたが、岡田監督が「外野とか守れたらええけどなあ」と話していた記事をチェック。パンチ力が売りの右打者は「(日本ハム2軍施設の)鎌ケ谷にいる時に外野の練習もしてきた。」と目をギラつかせた。

グラブは「3種類持ってきました」と、一塁、内野用に加え、外野用も持ち込んだ。阪神の中堅は近本が決定的で、両翼を新外国人や島田、ドラフト1位の中大・森下翔太外野手(22)らと争う構図だ。「(外野で)出られるチャンスがあればどんどん狙っていきたい」と気合十分だ。

08~11年まで阪神に所属した兄の卓也さん(33)からは「練習がきついとか、この辺のおいしいご飯屋さんとかを教えてもらいました」とにっこり。伊藤将は横浜高校の同級生で、トレード決定直後に「よろしく!」と電話したといい、「一緒にご飯とか行けたら」と再会を心待ちにした。

背番号は43。「『43は高浜』って言ってもらえるように頑張っていきたい」。日本ハムでドラフト同期の清水優心捕手(26)からプレゼントされた黄色のネクタイを身につけ、決意を新たにした。【古財稜明】

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