阪神は28日、アーロン・ウィルカーソン投手(33)、ジョー・ガンケル投手(30)、ラウル・アルカンタラ投手(29)、ジェフリー・マルテ内野手(31)、メル・ロハス・ジュニア外野手(32)、アデルリン・ロドリゲス内野手(30)が退団することを発表した。リリーフ右腕のカイル・ケラー投手(29)の残留は濃厚だが、岡田阪神の新体制移行にともない、助っ人体制も一新する形となった。

アルカンタラは中継ぎとして先発。一時は勝利の方程式の一角を担っていたが、定着とはならず。39試合で1勝3敗1セーブ、17ホールドの結果だった。

来日3年目のガンケルは先発として16試合で5勝5敗、防御率2・73と成績を残した。ウィルカーソンは4月中旬から先発ローテーション入り。5月は3勝1敗で月間MVPに輝いた。

マルテは昨季、128試合で22本塁打を記録。しかし、今季は序盤の右足コンディション不良で2軍生活が続き、33試合1本塁打と成績が振るわなかった。

ロハスも2年契約最後の年だったが、打率2割2分4厘と打撃不振が続いた。

ロドリゲスは7月中旬に途中加入し、タテジマデビュー戦で初安打初打点を記録。しかし、そこから打撃不振で1軍は24試合で1割5分4厘と打撃で貢献とはならなかった。

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