阪神は2日、高知・安芸で3年ぶりの秋季キャンプを始動させた。

午前中は守備練習を重点的に行い、午後は打撃練習を実施。岡田彰布監督(64)は自らゴロ捕球の動きを実践したことや、大山悠輔内野手(27)へ打撃指導を行うなど、初日から精力的に動いた。一問一答は以下の通り。

 

-3年ぶりの安芸キャンプで地元も待ち望んでいたように見えた

「いやいや、まあ、そうね、3年ぶり言うても、俺は15年ぶりやから。ここの安芸の市長が言っていたけど、ここからスタートを切れるのは、年配というか上のものは、ほとんどこの安芸がメインだったから、そういう意味でシーズンのスタートを安芸で切れたのは、良かったと思うけどね。3年ぶりというけどね、来年に向かってはね、良かったと思いますよ」

-久々に安芸キャンプに来た感想は?

「1週間甲子園でやったけど、やっぱり甲子園は試合会場というかね、甲子園で練習というのはピンと来ないんで、安芸に来ると、やっぱりキャンプという雰囲気もあるし。ちょっと違いますよね、甲子園とは。こっちの方が練習しやすい。甲子園は練習しづらいね、試合するところやから」

-安芸の方がやりやすい

「練習はやりやすい。ここで練習するのが当たり前と思ってやってきたから」

-初日の感想は

「フェニックス(リーグ)組は今日から合流して、昨日、一昨日までゲームやっていたから体はできていて動けると思ってたけど、今日、野手もピッチャーもちょっと見て、まあ、どうだろ、元気にね、なんとかこの3週間で、フェニックス組を含めてもう少しレベルアップができれば。思っていた以上に動けているというかね、そういうふうな感じも受けたし、これはもう毎日のね、3週間の積み重ねだと思うので、おいおいやっていこうと思います」

-今日の練習は重点的にどこを見たか?

「午前中、守備とかシートノックとか連係をやっているけど、ポジションを別にしてね、まずは基本というか、外野手もまずカットマンに投げろとかね、そういう連係というかね。この期間はそういうのの積み重ねだから。どこのポジションが適応しているとかはね、この3週間が終わる頃には、適応したポジションというかね、そういうのも探さないといけないと思うし。ま、打つ方は、急に良くならないからね。でも、今日、フェニックス組を見たけど、思ったよりもちょっと変わっている選手もいたね。良くなっていたよ。フェニックスから帰って来た選手ね」

-守備に重きを置く秋季キャンプになるか?

「まあ守備言うても内野手やからね。あそこの二遊間のポジションが一番ね、まだ決まらない場所なんで。そのへんはなんとか、まず…来年は(1軍も2軍も)両方とも沖縄行けるんだけど、やっぱり振り分けというかね、それはしないといけないんで。そのへんは一番迷うのは二遊間の人選かな。そのへんはこの3週間で見極めようと思うけどね」

-身ぶり手ぶりで守備を指導していた

「甲子園でやった時もそうだけど、全体的に捕る位置がね。みんな共通するんだけど。打つ方もなんかポイントが近いとか、なんかね直さないといけない部分があるけど、守備にしても捕るポイントが近いよね、みんな。連動してるんか、感覚がみんなそういうふうになってるかも分からない。差し込まれるのが多い。バッティングでも差し込まれて、守備でも差し込まれてるもんな。まあ、そういうとこを直していかないといけない」

-高寺、小幡、熊谷に指導していた

「最初そのへんをパッと見た時にね、そういうグラブが体の下ぐらいで捕ってるからね。人工芝ならあれで対応できるかも分からないけど、やっぱ甲子園の土のグラウンドではアレじゃ対応できないから。微妙なバウンドとか、その変化があるんで土のグラウンドはね。やっぱり、『もう少し前で捕れ』って言えばできるやんいう感じやね。何でやらなかったんやろと思うけど、言ったらできるという感じやね、今日見てた感じではね」

-フェニックスでは小幡にショートを守らせていた。小幡の良さは

「いや、守らせてたよ、オレはだから一番最初にね、『小幡ショート守らせ』って言ってたんだけど、それだけ期待してるというかね、うん、そういうことよ、それは」

-どういった期待。

「守り、守り、それは。打つ方はそんなに期待してない」

-肩がいいとかか

「肩がいいとか、全体的でね。やっぱショートいうのは一番難しいポジションと思うし、やっぱり肩の強さというのはね、内野でも一番いるポジションなんで、その辺の適用性やよね、やっぱりね。まあ肩の強さによって守る守備位置も全然違ってくるしね、そしたらピッチャーもね、ヒット打たれるとこをね、守りの深さとかで1つアウトできることも出てくると思うし、やっぱりその辺の守り重視で、その意味でショート、小幡に関してはショートやらせと言ったんだけどね」

-朝一で高山が特打していた。ベテランのそういう姿勢はどう捉えているか

「高山なんかベテランじゃないよ(笑い)。ベテランいないわ、今。高山なんかにもしても、本人がふがいないシーズンを送ってるから、そういう意味でも最後のシーズンというかね、そのぐらいの気持ちで来シーズンはやると思うし、当然やらないといけないと思うし、そういう気持ちでよみがえってくれれば、当然1軍の戦力としてずっと1年間戦力になると思うので、本人が一番そういう気持ちでね、期するものはあると思いますよ」

-大山に打撃指導をしていた

「いやいや、真っすぐを打ってるポイントと、真ん中でカーブマシンを打ってるポイントがあまりにも違いすぎるから、どっちがいい打球がいってるかいうことやね。カーブマシン打ってる方がものすごいいい打球がいってるのに。真っすぐだったら差し込まれてラインドライブみたいな打球が多いから。で、ティーの時もね、置きティーにしても、打つところ決まってるわけじゃない、置くわけだから。でもあの位置じゃ打てない。もうちょっと前でね、最後前で打ってたけど、前で打ってる方が7、8キロスイングスピードが違うんよね。水口が測ってたけど。普通にスイングさしたら131キロくらいで木浪と一緒くらいやったけど。ポイント前にして振ったら139くらいになるんよね、ヘッドスピードが、だからそういうことよ、やっぱり一番強いスイングができるところで打たんとね。ちょっとそういうところの確認というかね、まあ急には直らないから、それを徐々にやっていけば、自分の打つポイントも分かってくるんじゃないかな」

-秋季キャンプを全体的にどういったものにしたいか、テーマは

「いやいやテーマは、みんながうまくなってくれるだけや、俺は何もテーマないで。まあ、みんなの成長はね、選手がうまくなるのを、そういう姿を1人でも多く見られることが一番のテーマかな。まあだから3週間あれば、ね、今日の感じのスイングスピードとか、そういうのと、3週間目のそういう姿と、非常に楽しみにしてるけどね、みんなの姿がね」

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