ロッテの秋季練習にテスト生として参加中の2投手が11日、ZOZOマリンで打撃投手を務めた。

元オリックスで、今季はBC・新潟でプレーした吉田一将投手(33)が先に登板。山本に右中間フェンス直撃打を浴び、藤原には強い打球を2本打たれたが、松川は見逃し三振に。この日の最速は145キロだった。

ロッテや阪神でプレーし、今季BC・栃木に所属した高野圭佑投手(30)は内角を攻めながら山本、松川、和田と3者連続で詰まらせた(山本は安打)。四球も出したが、150キロ台も3球マーク。藤原を152キロで空振りさせた。

ネット裏では吉井理人監督(57)、黒木知宏投手コーチ(48)、小野晋吾投手コーチ(47)がチェック。吉井監督は「高野は勢い、強いボール。吉田はしっかり丁寧にコントロールして低めに投げていたので。今日ちょっと変化球浮いてましたけどね。2人とも特徴は出してくれたと思っています」と一定の評価。2人の合否については「今いるメンバーで構成の絡みで、みんなで判断していきたいと思っています」と即断はしなかった。【金子真仁】

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