ヤクルトが28日、都内のホテルで「優勝感謝のつどい」を開催した。

選手、スタッフら95人が参加。約1000人の関係者が出席した。チームを29年ぶりのリーグ連覇に導いた高津監督は「みんなで力を合わせてのリーグ優勝。一丸となって戦う姿勢はどこにも負けない」とあいさつ。一方で、日本シリーズでオリックスに敗退したことに「1カ月たっても悔しさは変わりません。来年は『日本一感謝のつどい』に出来るよう、頑張ってまいりたい」と奪還を誓った。

選手たちも指揮官と同じ思いだ。日本選手歴代最多となるシーズン56本塁打を放ち、史上最年少で3冠王に輝いた村上は、斉藤コミッショナーから表彰され「みなさんの声援のおかげで、こうしてたくさんの賞をいただくことが出来ました。来年も必死に頑張りたい」と力強く話した。またトークコーナーにはベテランの石川、青木らが参加。日本一を逃し高津監督が悔し涙を流したことについて「来年は(勝って)泣いてもらいます!」と声をそろえ、日本シリーズ制覇を誓った。【鈴木正章】

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