広島床田寛樹投手(27)が14日、マツダスタジアムで契約交渉を行い、2000万円増の5000万円で更改した(金額はいずれも推定)。今季は先発左腕の柱として前半戦だけで8勝を挙げるも、8月3日DeNA戦(横浜)で打席から走りだした際に転倒して右足関節骨折。戦列を離れたままシーズンを終えた。「最初は良かったんですけど、結局ケガしてしまったので、悔しいシーズンだったかなと思います」。現在もリハビリを続けながら、来季に向けて調整を続ける。 会見では新たに就任した新井監督の現役時代について「あまり野球を見ないので分からないんですけど、もともとカープにいたことを知らなかったんで。阪神にしかいないと思っていた」と発言。15年に復帰するまで、07年まで広島に在籍していたことを知らなかったと苦笑いした。

18年までチームメートとしてプレーした新井監督の下で迎える来季へ向けて「今まで1年間ローテーションを守ったことないので、1年間しっかりローテを守って2桁(勝利)、規定(投球回)をできるように、1年間ローテーションを回れるように、中心になれるように頑張りたいなと思います」と主戦としての自覚を口にした。

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