プロ野球広島の大盛穂外野手(26)が、飛龍高から静岡産大卒業までの7年間を過ごした“第2の故郷”で来季の飛躍を誓った。このほど、母校の静岡産大を訪問。堀川知広学長や萩原輝久監督にあいさつを済ませ「数字を残すためにも、スタメンを取りたい」と来季の意気込みを語った。

大盛は、2019年に育成1位で入団。支配下登録3年目となった今季は開幕1軍スタートも定着しきれず、出場52試合で打率2割3厘に終わった。「数字も良くなかった。何度も2軍に落ち、そこからはい上がれなかった」と振り返り、悔しさをにじませた。

10月に新井貴浩新監督の就任が発表され、秋季キャンプでは直接指導も受けた。「いろいろなことを試す中で良いキャンプになった」と課題の打撃と向き合う。チームとしても、4年連続Bクラスからの巻き返しを狙う来季。大盛は「いつまでも若手ではない。自覚を持ってやらなければいけない」と言葉に力を込めた。