阪神前川右京外野手が来季の活躍で知名度アップを狙う。16日、野球振興活動の一環である「ゲストティーチャー」として高寺、藤田、中川と西宮市の今津小学校を訪問した。

小学3年約80人を対象に野球のイロハを教えた。しかし中には前川を知らず「だれー?」と聞いてきた児童も。前川は「活躍しないと知ってもらえない。活躍して応援してもらえるように頑張りたい」と、意欲。認知度向上のため、2年目の1軍活躍は絶対条件だ。

○…高寺望夢内野手が身体能力の原点を明かした。活気あふれる子どもたちとの触れ合いを「楽しかったし、逆に元気をもらった」と振り返った。同時に自身の小学生時代も回顧。「休み時間は毎日サッカーして、とにかく運動していた。野球は土日で平日はサッカー。小学生になって急に足が速くなった」。プロ入りにまでつながった俊敏性は、小学校の休み時間に養われていた。

▽藤田健斗捕手 純粋な気持ちは大事だなと思った。僕も好きで始めた野球。自分の小学3年生くらいを思い出した。

▽中川勇斗捕手 無邪気で元気のある姿を見て、僕もすごく元気になったし、もっと頑張ろうと思った。