プロ野球引退選手のセレモニーを兼ねた特別試合「PERSOL THE LAST GAME 2022」が18日、ベルーナドームで行われ、全31選手が出場した。参加選手を2つに分けて対戦し、「EAST HOPES」が9-2で「WEST DREAMS」に勝利。スタンドで見守る家族や友人の前での全力プレーで、野球人生の区切りをつけた。

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最年長は46歳の元広島小山田だった。「引退した12年以来10年ぶりのドキドキでした。オジサンですけれど、ストライクも入ったし(球速が)3ケタ100キロいって良かった」。打者1人を抑えたところで交代のサインを出したが、続投を命じられての被安打に苦笑い。現役当時小さかった子どもたちにも投手姿を見せられたことには感謝した。現在はDeNAで営業担当を務めており「マウンドから広告見ちゃいました」と笑った。

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