オリックスT-岡田外野手(34)が19日、ほっともっとフィールド神戸で自主トレを公開した。

ティー打撃やフリー打撃などで体を動かし「疲れました」と笑顔で汗を拭った。「しっかり動けているかなと思います。感じとしてはいいと思う」とコンディションは良好のようだ。「僕は打たないと試合に出られないので、徹底的に詰めたい」と、フリー打撃でも1球1球ポイントを確かめながら振り込んでいた。

2年連続リーグ制覇、26年ぶり日本一となった昨季は、右ふくらはぎを痛めて出遅れるなど、T-岡田自身は36試合出場でわずか1本塁打、打率1割4分9厘、10打点に終わった。巻き返しへ「オープン戦からしっかりアピールして結果を残していきたい」とバットで存在感を示すつもりだ。

同球場で球団OBのイチロー氏(49=マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)とも1度顔を合わせ「今年も見とくよ」と声をかけられた。「あいさつに行くだけでも、何回会ってもいい緊張感を持っているというか、いい刺激になります」と感謝した。

2月には35歳になる。安達とともに野手最年長は「1年1年が勝負になるので、1日1日を大切に悔いなくやっていきたい」と、プロ18年目のシーズンに並々ならぬ覚悟をもって挑む。