3月のWBCを戦う侍ジャパン登録予定選手に選ばれた30人の出身を都道府県別に見てみると…最多の県は3人を輩出した沖縄だった。
過去4大会は沖縄出身者は1人もいなかったが、今回は西武山川、巨人大城、オリックス宮城と一挙3人に。沖縄の野球の発展を物語っているとも言えそうだ。
他に複数人を輩出しているのは、2人ずつ出した岩手(エンゼルス大谷、ロッテ佐々木朗)、福井(ヤクルト中村、レッドソックス吉田)、愛知(広島栗林、中日高橋宏)、兵庫(巨人大勢、ヤクルト山田)、大分(ソフトバンク甲斐、西武源田)の5県だ。
意外にも、多くの人口を抱える東京(カブス鈴木)、埼玉(オリックス宇田川)、千葉(ソフトバンク近藤)、神奈川(楽天松井裕)という狭義の首都圏や大阪(パドレス・ダルビッシュ)が、1人ずつしかいない。
全体的には、北は北海道(日本ハム伊藤)から南は沖縄まで、地方別に見ても、北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国、九州、沖縄と、まんべんなくそろった。惜しむらくは、四国出身者がいないことか。ただ、カージナルス・ヌートバーは米国出身。県境どころか、国境を越えて30人の侍たちが集う。
【1位=3人】
沖縄(西武山川、巨人大城、オリックス宮城)
【2位=2人】
岩手(エンゼルス大谷、ロッテ佐々木朗)
福井(ヤクルト中村、レッドソックス吉田)
愛知(広島栗林、中日高橋宏)
兵庫(巨人大勢、ヤクルト山田)
大分(ソフトバンク甲斐、西武源田)
【7位=1人】
北海道(日本ハム伊藤)
山形(阪神中野)
群馬(ソフトバンク周東)
埼玉(オリックス宇田川)
千葉(ソフトバンク近藤)
東京(カブス鈴木)
神奈川(楽天松井裕)
長野(DeNA牧)
三重(阪神湯浅)
京都(ヤクルト高橋)
大阪(パドレス・ダルビッシュ)
奈良(巨人岡本和)
岡山(オリックス山本)
福岡(DeNA今永)
熊本(ヤクルト村上)
宮崎(巨人戸郷)
米国(カージナルス・ヌートバー)