阪神ドラフト1位森下翔太外野手(22=中大)ら新人7選手が3日、沖縄・うるま市の勝連城跡に訪れた。春季キャンプ初の休日。勝連城跡は15世紀、海外貿易により繁栄をもたらした阿麻和利が居城した有名なスポットで、自然の断崖を利用した難攻不落の城と言われるユネスコ世界遺産だ。

約10分間で頂上に到着。この日は快晴で、エメラルドグリーンの海が一望できた。森下は「連勝にちなんで、お祈りした。大きく、本塁打は25本で、3割。1つの目標としてやっていきたい。天気もよく、すごくリフレッシュできた」と目を輝かせた。同2位の門別啓人投手(18=東海大札幌)も「普段、観光に来たりはしないのでうれしい。バテないでアピールするところは全力でアピールして頑張っていきたい」と笑顔。涼しい風を浴びながら、第2クールに向けリフレッシュしていた。

◆勝連城跡 勝連半島にある標高約98メートルの小高い丘に築かれた東西に細長いグスク(城)。5つの曲輪(くるわ)からなり、各曲輪(くるわ)の城壁は琉球石灰岩の切石を使って曲線状に築かれている。15世紀、海外貿易により繁栄をもたらした阿麻和利が居城した有名なスポットで、自然の断崖を利用した難攻不落の城と言われる。また、出土品も豊富で、鬼瓦やサイコロなどが出土された。72年に国指定史跡に指定され、00年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の1つとして、首里城跡などとともにユネスコの世界遺産に登録された。

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