ロッテで昨季チーム最多16本塁打の山口航輝外野手(22)が3日、“鬼尻”で「30本達成します」と誓った。沖縄・石垣島での春季キャンプで行ったフリー打撃では、バックスクリーン弾を連発。自主トレでは“ホームランの鬼”西武・山川に弟子入りし「しっかりお尻に力が入れば遠くに飛ばせることが分かった」と手応えを得つつある。

軸足になる右足の使い方も山川の指導で大きく変え、「センター方向に大きい打球を打つ意識でやってきた。ためた力をぶつけていくイメージ。自然に打球も上がる」と納得の表情だった。ゴムチューブトレーニングで鍛えてきた尻のパワーアップで体重は人生初の100キロ超え。「ジーパンがケツから破れたんです」と苦笑いするほどだ。

100円均一で購入した風船をふくらましながらティー打撃なども行っている。「おなかに力をためて、一気に出す。おなかの力も大事。飛距離に関係すると思います」。こちらも山川流だ。

節分に合わせ、安田尚憲内野手(23)と豆まきも行い、“服”を大切にすることも誓った?【鎌田直秀】

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