広島が28日、沖縄キャンプを打ち上げた。

1軍から森、矢野、羽月、宇草の3選手が降格となり、曽根が1軍に昇格する。監督として初めて過ごした春季キャンプを終えた新井貴浩監督(46)の一問一答は以下の通り。

-監督となって初めての春季キャンプ

新井監督 充実したキャンプでしたし、あっという間でした。選手をしっかり見ようと。そしてコミュニケーションをたくさん取ろうというキャンプだったんですけど、1日1日が本当にあっという間に過ぎていって、気がつけば終わっていたという感じです。

-リリーフ陣の競争

新井監督 みんないい球を投げていると思います。対外試合になると相手がいることですので、結果というものが出るんですけど、その次の登板で修正して、開幕までに仕上げていってもらいたいなと思います。

-機動力野球

新井監督 走者がみんなボールに対していい反応をしているなと感じています。それは足が速い選手だけじゃなく、そんなに足が速くない選手でも何かあったら次を狙うという姿勢は感じています。

-3月は実戦モードとなる

新井監督 レギュラークラスの選手というのはまずケガなく、順調に開幕に向けて仕上げてもらいたいなと。若い選手は、主力クラスが試合に出てくるとなかなか打席数も減ってきますので。投手のイニング数もそうなってくる。少ないチャンスの中でどういうものを見せてくれるのか、というのは期待したいです。いつも言っていますが、私としては結果だけを見ていない。いろんなところを見ていきたいなと思います。

-レギュラー、勝利の方程式を固める時期

新井監督 早く固めたいと思っています。固めるに越したことはないんですけど、私の中では開幕までには決まらないと思っています。これはシーズン入ってからも、その場所でいい選手を起用して、シーズン入っても競争は続いていくと思っています。

-入れ替えは

新井監督 ピッチャー森、宇草、矢野、羽月。

-出場機会の影響からか

新井監督 森はずっといいものを見せてくれている。フェニックスリーグから良かった。今回も結果を出しているし、こちらも評価しているんだけど、(実戦数が限られ)長い回を投げられなくなるので、ファームで長い回を投げておいてくれと伝えた。野手の3人も打席に立てなくなるので、打席に立ってくれと伝えた。

-昇格させる選手は

新井監督 海成。曽根。

-栗林投手がどういう形で帰ってくるかわからない。開幕時は違う投手でまかなう可能性も

新井監督 それも想定しています、例えば(米国で行われる)決勝まで行きましたとなれば、ちょっとコンディション的に(良くない)ということも。そういうリスクマネジメントじゃないですけど、計算はしてます。

-前日27日にシート打撃に登板した森下の状態

新井監督 大丈夫、大丈夫です。良かったです。いい報告を聞いてます。

-機動力野球復活のためには1番が大事。1番打者を固定する考えは

新井監督 固定できたらいいけどね。今アキ(秋山)が一番多いのかな? やっぱりまずは相手が嫌なこと、嫌な打順というのはどうなのかなっていうのを考えていきたい。自分たちがこうしたいじゃなく、相手はどうだったら嫌がるかなと。だからアキ1番っていうのは相手は嫌だと思いますし、その他の打順もこれからいろいろ試していこうと思う。

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