Hondaが逆転勝ちで決勝トーナメント進出を決めた。

初回に2点を先制されたが、その裏に1死一、二塁から井上彰吾外野手(32=日大)が右前適時打を放ち、1点差に。その後は相手の失策もあって逆転に成功した。井上は7回にもソロ本塁打を放つなど3打数3安打3打点と活躍し「相性がいい大会なので打てて良かった」と喜んだ。

8回からは身長2メートル左腕の今西拓弥投手(24=早大)が登板。Hondaに入社からは鼠径(そけい)ヘルニアに苦しめられた。神宮のマウンドは20年秋に早大がリーグ戦を優勝した時以来、約2年ぶりだが「特に意識することなく普段通りに投げられた」と、2回1安打無失点に抑えた。

9日には、準決勝と決勝が1日で行われる。「(2試合は)あんまり経験したことないんですけど、どんな形でも何かしらチームの力になれるように全力で頑張りたい」と意気込んだ。