巨人原辰徳監督が19日にも開幕ローテーションの大枠を固める方針を示した。17日、福岡からチームは帰京。原監督は31日からの開幕ローテについて「明後日、阿波野(投手チーフコーチ)、慎之助(阿部ヘッド)と意見を一本化になるでしょうね。1、2、3、4、5ぐらいまではすんなりいくと思う」とオープン戦の内容を踏まえ決めていく。

開幕投手は菅野が筆頭。先発予定の18日日本ハム戦(東京ドーム)で最終チェックする。フォスター・グリフィン(27=ブルージェイズ)タイラー・ビーディ(29=パイレーツ)の両新外国人投手に、赤星と横川が5枠に入るとみられる。侍ジャパンの戸郷は、合流時期が流動的となる中で「戸郷にも伝えるはずです。この日に登板ということは伝えたい」と登板予定を固めた上で合流を待つ。7番手には、ヨアンデル・メンデス投手(28=メキシカンリーグ)、山崎伊らも控えており、東京ドームでのオープン戦残り7試合で総仕上げにかかる。

○…18日のオープン戦日本ハム戦(東京ドーム)から、ドラフト3位田中千晴(22=国学院大)、育成ドラフト1位松井颯(22=明星大)両投手が1軍合流する。ともに春季教育リーグで3試合登板。田中千は4回5安打2失点、松井は3回1安打無失点3三振だった。キャンプから2軍が続いていたルーキー2人に、1軍での登板チャンスが舞い込んだ。

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