ロッテのドラフト2位ルーキー友杉篤輝内野手(22)が、8回無死一塁で代打で四球を選び、チームの新人1軍デビュー一番乗りを果たした。

0-7で迎えた8回に打席に立ち、3-2からソフトバンク嘉弥真のスライダーを選球眼良く見逃して、無死一、二塁とチャンスを広げた。

「いつでも出られるように準備はしていましたが、思っていたより早く出番が来て、すごいうれしかったです。積極的にいこうと思っていたので、3-1からでも手を出せればもっと良かったかなと思います」。

天理大から俊足巧打と好守を評価されて入団し、25日に行われた中日とのオープン戦では先発出場で3安打と、吉井監督の期待に応えて開幕1軍をつかんだ。

吉井監督も「左ピッチャーが出てきたので右(打者)の若い子にチャンスをと思った。それに応えてしっかりみんな積極的にいってくれたので、点は入らなかったですけれども、あのようにして明日からも積極的にいってほしいと思います」とたたえた。【鎌田直秀】

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