初勝利をかけて先発した巨人横川凱を、1発攻勢で打線が強力援護した。

口火を切ったのは、4番岡本和だった。2回先頭の打席で、バックスクリーン右に運ぶ2号先制ソロ弾。「先頭だったので塁に出ることだけを考えていました。コースに逆らわずに強いスイングが出来ました」。さらに4回には大城卓が3号2ランを運び、2点差に追い上げられた5回には、ブリンソンが2号2ランで再び突き放した。

左腕・横川は今季三度目の正直だった。開幕ローテーション入りも2連敗。中9日で臨んだマウンドで、3回と5回を3者凡退に抑える安定投球を披露した。失点はサンタナの2ランのみにとどめ、わずか59球で5回5安打2失点にまとめ、先発の役割を全う。横川は「1人1人丁寧に全力で投げました。野手の方々がたくさん援護してくれたおかげでリズム良く投げることができました」と、納得の投球だった。

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