日本ハム田中正義投手が、プロ初セーブを挙げた。

3点リードの9回に登板し、1回無安打2奪三振無失点と完璧な内容で締めた。16年ドラフト1位でソフトバンク入団も、ケガに苦しみ満足いくシーズンを送れていなかった。移籍した新天地で新たな役目をまっとうし「(プロ)7年目。すごくうれしい。本当に最高の景色。これからこの景色を何十回、何百回とみられるように。初セーブのボールは実家に送りたい」と涙を流した。

21日の楽天戦では1点リードの9回に登板し、2失点でサヨナラ負けを喫した。悔しい経験を乗り越えての快投に、新庄監督は「安心感もあるし、抑えはありだと思う」と評価。田中正は「そう言っていただいてありがたい。自分のベストを尽くすことだけ。覚悟を決めて毎日グラウンドに行きたい」と意気込んだ。

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