阪神がまさかの形で勝ち越しのシーンを逃した。

6回、大山悠輔内野手(28)の2点適時打で同点に追いつき、なおも2死一、二塁の場面。押せ押せムードの中、佐藤輝明内野手(24)が打席に入った。

中日4番手藤嶋の2球目スプリットは、捕手手前でワンバウンドし、大きくはねた。それを見た二塁走者中野拓夢内野手(26)は三塁へスタート。しかし、このはねたボールをすぐさま中日捕手木下がキャッチ。三塁送球しタッチアウトとなった(記録は走塁死)。

勝ち越しのムード高まる甲子園は、一気に大きなため息に包まれた。

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