オリックスのジャレル・コットン投手(31)が、21日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)で来日初先発する。

今季はここまで中継ぎで4試合に登板し1勝1ホールド。4月25日の日本ハム戦(エスコンフィールド)が来日初登板で、3番手で3回から登板すると4イニングを3安打1失点、毎回の9三振を奪う好投で初勝利を挙げた。

2軍では2試合に先発しており、もともと先発への思いは強い。「夢が実現した感覚というか。しばらくの間、先発としては登板がなかったので、非常に楽しみにしています」。まっさらなマウンドを心待ちにした。

「すごくアメリカとの野球の違いを感じる部分もあったりするので、そのあたりは日々学び」。日本野球への対応とともに、日本語もぐんぐん上達中。「毎日、勉強、日本語」と答えて報道陣を沸かせたかと思えば、帰り際に「いい1日を」と流ちょうにあいさつ。日本に順応中の助っ人が、6戦勝ちなしのチームに白星をもたらすことができるか。