毎日オリオンズで53年から61年まで投手として活躍した植村義信さんが、30日午後8時12分、船橋市内の病院で多臓器不全のため、88歳で亡くなった。

植村さんは79年にヤクルトコーチ、84年に日本ハム監督を務めており、この日の日本ハム-ヤクルト戦前に、黙とうがささげられた。普段はマスクを着けている新庄剛志監督(51)もマスクを外し黙とうした。

日本ハムの指揮を執った84年は思うように成績が伸びず、67試合21勝37敗9分け、勝率3割6分3厘で6月28日に退任し、大沢啓二前監督が復帰も、その年は結局44勝73敗13分け、勝率3割7分6厘で9年ぶりの最下位に終わった。

その後はロッテ、阪急、巨人など5球団、36年間にわたって指導を続け、野球解説者なども務めた。

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