中日が延長11回2死満塁から、村松開人内野手(22)の右前適時打で今季2度目のサヨナラ勝ち。

交流戦3連勝で日本ハムと並ぶ首位をキープした。

ドラフト2位ルーキーの村松が決めた。5月27日のDeNA戦に続く2度目の殊勲打は会心の右前打。前進守備の右翼からの送球に一塁へ足から滑り込むと、ド派手なガッツポーズとともに雄たけびをあげた。

「最後はしっかり腹をくくって、初球からと決めてました。前の打者が必死につないでくれたのでなんとかしたいという気持ちで打席に入りました」と声を弾ませた。

7日間で2度目のサヨナラ打。球団新人では75年ぶりの快挙となったが、それを生み出したのはいずれも広島西川から譲り受けたバットだった。8回の打席からこのバットに代え、最高の結果を呼び込んだ。立浪監督も「よく打ってくれた」と手放して喜んだ。

▽中日福永(延長11回2死無走者からサヨナラを呼び込む安打&二盗を決め)「勝ちにつながる盗塁ができてよかったです」

▼ルーキー村松が5月27日DeNA戦に次いで2本目のサヨナラ安打。サヨナラ安打を2本マークした新人は12年岡島(楽天)以来。中日の新人では1リーグ時代の48年杉山以来、75年ぶり。杉山は5月29日巨人戦でサヨナラ本塁打、10月17日大陽戦でサヨナラ二塁打を打っている。

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