花園大(京滋大学)は大商大(関西6大学)との関西対決に敗れて、初勝利とはならなかった。

投手陣が粘りきれなかった。先発の奥田貫太投手(4年=八幡商)は初回に先制点を与えたが、2回以降は毎回走者を背負いながら本塁は踏ませず。だが、5回に2点目を与えてイニング途中で降板。「自分の実力が足りなかった。向こうのバッターの方が上だった」と肩を落とした。

2番手の藤原聡大投手(2年=水口)も3失点。「四死球がすべて点数につながってしまった。もう1回、一から体を作り直して、課題とどれだけ向き合えるかが大事だと思う」と振り返った。8回から登板した小林純大投手(2年=栗東)も2ランを浴びて、2年生コンビがそろって失点。川崎克巳監督(63)は「今日の経験を生かしてほしい」と今後の成長に期待した。

打線も相手投手陣の前にわずか4安打1得点。初出場で初戦敗退だった16年以来の出場だったが、白星をつかむことはできなかった。

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