みんなと一丸となって戦う。楽天のリリーフ陣が、自作のTシャツで安楽智大投手(26)を祝福した。21日の中日戦(楽天モバイルパーク)で、通算200登板の節目に到達。23日の試合前練習では、リリーフ陣が思い思いのメッセージを手書きした白色のTシャツを着た。
安楽は発案者の松井裕からTシャツを贈られて笑顔。「うれしいですね。陽の当たらないポジションですし。中継ぎは連盟表彰も500までいかないとないような世界なので。そういうふうな気遣いはうれしいですし、仲間とやっぱりいい夢を見たい」と力を込めた。
済美(愛媛)から14年ドラフト1位で楽天に入団。昨年までは2年連続で50試合以上に登板するなど、ブルペンを支えている。「仲間でありながらライバルなので、そこで負けないようにチームで一番登板数も投げたい」。これからも大車輪の活躍を目指す。