巨人中田翔内野手(34)が試合終盤を待たずにグラウンドから姿を消した。

4回無死二塁、広島森の前に2打席連続の空振り三振に倒れると、その回の守備はつかずにベンチに退いた。一塁には秋広が入り、右翼には丸が途中出場した。

交流戦後のリーグ再開カード広島3連戦は3試合とも先発するも9打数1安打、5三振と精彩を欠いていた。この日の試合前練習は屋外での打撃練習を回避していた。

チームでは23日の同カードで攻守の要を担っていた坂本勇人内野手が走塁時に右太ももを痛めて負傷交代のアクシデントに見舞われた。24日早朝に広島から帰京し、精密検査を受けた。診断結果は週明けとなるが、現時点では右太もも裏の肉離れとみられ、前半戦の復帰は絶望的。2カ月前後に及ぶ長期離脱は避けられない情勢となっている。

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