ガールズケイリンの柳原真緒(26)が「オッズパークドキドキスペシャル」として開催されたロッテ-楽天戦で始球式を行った。

リリーフカーに乗って登場した柳原は一塁線をまたぐ際に一礼し、さっそうとマウンドへ。大きくふりかぶっての投球はストライクゾーンにしっかり決まった。

ビジョンに表示された球速は96キロ。場内から大きな歓声があがり、柳原も手を振って応えた。「たくさん声をかけてもらってすごくうれしかった。もう少しスピードを出したかった」と笑顔だった。

昨年末のガールズグランプリを制した女王は、小学生時代にソフトボール、中学時代は砲丸投げ、高校ではやり投げを経験している。元ロッテで野球評論家の薮田安彦氏との対談ではボールの握りやフォームをチェックしてもらい、薮田氏から「やり投げの選手はポテンシャルが高い」と太鼓判を押されていた。

プロ野球ファンにも、ガールズケイリンをPRできた。「またガールズグランプリを勝って始球式を目指したい。次は105キロを出してガールズケイリンをアピールしたい」と、モチベーションも高まっていた。

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