中日先発の高橋宏斗投手(20)がアクシデントで初回に降板する事態となった。1回、先頭ブリンソンの打球を左足に受け、1度はマウンドに戻ったが、岡本和に満塁弾を浴びるなどわずか18球、0回1/3と自己最短での降板劇となった。

プレーボールから5球目。ブリンソンにストレートをはじき返された痛烈なライナーが高橋宏を襲った。打球はダイレクトで左足の裏側部分を直撃。三塁方向に転がった打球は内野安打となり、高橋宏は自力で立ち上がれない状態となった。スタンドが騒然とする中、1度、ベンチに下がった右腕は数分後、駆け足でマウンドに戻ってきた。

だが、2番丸に右前に運ばれ、秋広に四球で無死満塁のピンチ。そして4番岡本和に143キロスプリットを左翼席に運ばれ4点を失った。続く大城卓に死球を与えたところで落合ヘッド兼投手コーチが1度マウンドへ。立浪監督が交代を告げる動きを見せたが、ここは認められず、梶谷を一ゴロに打ち取ったところで岡野への投手交代が告げられた。

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