阪神が後半戦開幕に合わせ、先発ローテーションを再編する。

好調の2位広島をたたくために球宴に出場する村上頌樹を28日広島戦(甲子園)にぶつけることが判明。岡田監督は前半戦総括でも「すごい戦力になってくれている。一番助かりましたね」と話しており、頼れる右腕に新井カープとの初戦を任せるようだ。指揮官は今季初めて先発ローテを務める村上のプレッシャーなどを考慮して起用してきたが、後半戦はギアを上げていく。

25日からの巨人3連戦の初戦には才木浩人を投入する。7月上旬に2軍でリフレッシュし、球威を取り戻した剛腕に託す。2戦目にはチーム勝ち頭7勝を挙げる左腕大竹耕太郎を挟み、3戦目に西純矢が入る見込みだ。西純は前半戦は中継ぎにも転向したが、岡田監督は「(後半は)当然ローテーションでいかなあかん。制球、球のキレもよくなっている」と期待も大きい。

青柳、伊藤将以外は1年間ローテーションを守ったことがない投手ばかり。大竹について岡田監督は「1年間ローテ守ったことないんで、これからは間隔を空けたりしないといけない」と話すように、間隔を空け、現在2軍の戦力で補いながら、勝負の後半戦を戦う。

◆阪神後半戦の予想先発ローテーション

22日(土)ヤクルト戦 青柳

23日(日)ヤクルト戦 伊藤将

25日(火)巨人戦 才木

26日(水)巨人戦 大竹

27日(木)巨人戦 西純

28日(金)広島戦 村上

29日(土)広島戦 青柳

30日(日)広島戦 伊藤将