阪神が伝統の一戦で痛恨の敗戦を喫し、6月26日以来31日ぶりに首位陥落となった。

甲子園での巨人戦連勝も6で止まった。0ゲーム差で2位につけていた広島がヤクルトに勝利し、新井監督政権初の10連勝で4月17日以来の単独首位を許した。

先発の才木浩人投手(24)が巨人打線に一気にのみ込まれ、5回途中を自己ワーストの7失点(自責3)でKOされた。

4回に大山が一時同点弾となる12号ソロを放った直後の5回1死、梶谷の右翼越えソロで勝ち越しを許した。さらに2死走者なしから岡本和の遊撃後方へフラフラと上がった飛球を木浪が落球(記録は失策)。大城に四球を与えて2死一、二塁とされると、中田には中前適時打を浴びた。なおも2死一、二塁、今度は長野に右中間2点二塁打を献上。たまらず岡田監督から降板を告げられた。

2番手の馬場も2点二塁打を浴び、才木の失点は7に。自己ワーストを甲子園で更新してしまった。

打線は6点を追う7回に3得点。4点を追う8回に佐藤輝明内野手(24)が11号ソロを放ったが、試合を振り出しには戻せなかった。

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