日本ハム投手陣が、3年ぶりに20安打を浴びた。先発のコディ・ポンセ投手(29)が1回、オリックス杉本裕太郎外野手(32)に先頭打者本塁打を許すと、味方守備の乱れもあって一挙4失点。その後、救援陣も炎上が続いた。また野手も、この日の3失策で、12球団断トツのシーズン63失策に。チームは2連敗で、2カード連続の勝ち越しを逃した。

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大敗は、長い長い1回の守りから始まった。日本ハムの守備は、試合開始から20分以上も終わらなかった。先発ポンセが、オリックス杉本に、甘く入った変化球を左翼席上段まで運ばれる不吉なスタート。先頭打者弾を浴びた後、制球が定まらず、安打と四球で走者をためたところで、味方守備に痛恨のミスが出た。

1死一、二塁で、三塁を襲った強い打球を清宮がはじいて満塁に。押し出し四球を挟む2連続適時打で、あっさり4点を失った。今季3戦全敗となったポンセは「自分でコントロール出来ることではないし、野球の一部」と守備の乱れを意に介さなかったが、前回先発した23日オリックス戦に続き、チームは3失策。ここ数試合、安定した三塁守備が目立った清宮だったが「エラーにはならなかったけど、もう1個、捕れたのに捕れなかったので…。また僕たちが足を引っ張っちゃったな、みたいな」。3回に7試合連続となる適時二塁打を放ったものの、表情はさえなかった。

失策数は12球団断トツの63と、笑えない状況だ。飯山内野守備走塁コーチは「大悟(上川畑)のはイレギュラーと勝負に行ってのミス。幸太郎(清宮)も軽率なプレーをしたわけではない」と、この日の3失策を振り返った上で「1個ミスが出ると、連鎖的に出てしまうところが気がかり。流れを止めるようなプレーを、みんなが心がけてくれたら」と指摘した。

チームは、20年9月27日オリックス戦以来の20被安打で2連敗。新庄監督は「相手に20本も(安打を)打たれたら、コメントが見つからない」と球団広報を通じてメッセージを残し、足早に球場を後にした。【中島宙恵】

▽日本ハム清宮(7試合連続安打も1回に失点に絡む失策)「(打球を)捕ってあげたかったのが一番ですし、そこから、また(相手の攻撃が)続いちゃったんで申し訳ないなと思います」

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