日本ハムは投手陣が踏ん張れず、2連敗で2カードぶりの負け越しとなった。
球宴前まで12球団トップの2点台を誇ったチーム防御率が、後半戦は4・20と低迷。先発コディ・ポンセ投手(27)は粘投も、夏場を迎えて投手陣が苦境に立たされている。早ければ次戦の8日西武戦(エスコンフィールド)で、自力でのクライマックスシリーズ進出の可能性が消滅する。
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前半戦で必死にチームを支えていた投手陣に、元気がない。2試合連続で継投がはまらず2連敗。試合後の新庄監督は、悩ましげだった。
新庄監督 (先発のポンセは)なんとかゲームは作ってくれた。「さあ、ここから」という時の、ビハインドで投げるピッチャーが試合を作ってくれたら面白いんですけどね。建山コーチも、その辺はものすごく考えて起用はしていると思うんですけど…。
ポンセは5回3安打2失点(自責0)。5四球と狭いストライクゾーンに苦しみながらも冷静だった右腕は「それも野球の一つ。審判も人間なので」と、笑顔すら浮かべながら先発の責任を果たした。だが、1-3から救援した4番手の石川は、1死満塁で好救援した前日5日とは打って変わって4長短打で3失点。終盤に突き放され、試合は決まってしまった。
球宴前のチーム防御率はリーグトップの2・90。得点力不足のチームを補い、一時は最下位脱出にも成功した。後半戦は一転、防御率4・20と低迷している。疲労が蓄積してくる後半戦は、ブルペンスタッフの力量差がチーム成績に直結しがちだ。加藤投手コーチは「ファームから上がってきた投手が、もう少し頑張って欲しい」と、1軍定着を目指す投手陣の“奮投”に期待した。
真夏の正念場に「疲れ…、そういうことは言っていられないですから」と新庄監督。早ければ、次戦の8日西武戦で自力でのCS進出の可能性が消える。【中島宙恵】
○…試合前の全体練習で打撃を早めに切り上げ、内野陣だけで併殺など連係プレーを確認したが、この日も内野が2失策。新庄監督は「芝が柔らかい。土に(打球が)行った瞬間に打球速度が上がる」と本拠地の特性を挙げた上で、「イレギュラーするので大事にいくのは分かるんだけど、ここでやる以上は、その辺を慣れていかないと、どうしようもない」と進歩を求めた。
▽日本ハム建山投手コーチ「(投手陣に)疲れはあると思います。先発が長いイニングを投げないと、こういう試合っていうのは出てくると思います」
▽日本ハム福田俊(登板16試合連続無失点)「1人ランナーを出してしまいましたが、左打者相手にしっかりゼロで抑えられて良かった。そこが僕の生きる道」
▽日本ハム清宮(球場に来た明石家さんまからエール受けるも無安打)「名前を知っていてくれてありがたいっす。今日打てなかったのが残念です」



