優勝マジック「22」を点灯させているオリックスの連勝が8でストップした。11日楽天戦(楽天モバイルパーク)以来の完封負けを喫し、黒星は11試合ぶりとなった。

先発のジェイコブ・ワゲスパック投手(29)が、3回8安打7失点。「先発の役割を果たすことが出来ず、ただただ悔しいということしかありません」。初回1死から3連打を浴びて満塁にされると、打者一巡の攻撃で一挙4失点。3回は2四球がからんで2死満塁から、ソフトバンク柳田に走者一掃の中越え適時二塁打を浴びた。5四死球を出すなど、計92球を要す苦しい展開となった。

打線もソフトバンク先発スチュワートから好機をつくるも、あと1本が出ず。初回に中川圭、森の連打で2死一、二塁、2回は1死二、三塁など得点圏に走者を進めたが、得点を奪えなかった。

先週末に2位ロッテとの直接対決3連戦に臨んだオリックスは、26日に優勝マジック「24」を点灯。翌27日に「22」に減らしたが、この日は足踏みとなった