ロッテファン歴32年で嵐の相葉雅紀(40)が、サプライズで始球式を行った。右翼スタンド脇から白いベンツのリリーフカーのハンドルを握り、マウンド近くまで運転して登場。後部座席には撮影役の俳優岸優太(27)が同行した。

相葉は白いピンストライプユニホームを着用した。背番号は「9・28」。9月28日放送予定のフジテレビ系「VS魂グラデーション」の収録も兼ねていた。大きく息を吐き、緊張した表情。大きく振りかぶった投球は、捕手を務めた荻野貴司外野手(37)の手前でワンバウンドしたが、球速94キロをマークした。相葉は「ZOZOマリンスタジアムのマウンドで投げることは僕の夢だったので、今日その夢がかなって、すごくうれしかったです。本番は球速100キロを目指していたのですが、目標を達成できなかったのが悔しいですね。またリベンジしたいです」と再登板を誓った。右翼スタンドのロッテファンからは「相葉」コールも湧き起こった。

選手たちにもエールを送った。「ここからシーズンも佳境に入っていく中で、マリーンズが好成績の位置にいるのが僕もうれしいですし、選手の皆さんには体調管理に気を付けて、最後まで頑張ってほしいなと思います。応援します」。ロッテファンに向けては「今日の模様は9月28日に放送されますので、VS魂も応援していただけたらうれしいです」と願った。