楽天が接戦を制して3連勝とし、ソフトバンクに敗れたロッテを抜いてクライマックスシリーズ(CS)進出圏内となる3位に浮上した。

粘り勝った。1回に島内の犠飛で1点を先制。しかし、2回以降は日本ハム伊藤の前に苦戦し、6回に好投を続けていた先発の田中将が田宮にプロ初アーチとなる同点1号ソロを浴びた。それでも田中将は7回1失点と踏ん張り、8回は渡辺翔が無失点。1-1で迎えた9回に先頭の岡島が左翼線へ二塁打を放つと、続く鈴木大は四球で出塁。小郷が犠打を決め、辰己は四球で1死満塁。ここで代打銀次が今季初安打となる勝ち越しの左前適時打を放った。

これで10連戦を6勝4敗と勝ち越した楽天は134試合目にして、まだ7試合目だった4月7日以来となるAクラス浮上となった。