ドラフト上位候補に挙がる国学院大の最速153キロ左腕・武内夏暉投手(4年=八幡南)が、中大を相手に4安打完封勝利で先勝した。今季3勝目で、大学通算12勝目を挙げた。

初回からテンポよく打たせてとった。この試合の最速は151キロも、後半に入っても球威は衰えず。140キロ後半の球を制球よく投げアウトを重ねた。

東都1部には6人の好投手がおり、各球団のスカウトが熱視線をおくる。DeNAの八馬幹典アマスカウトグループリーダーは「左打者へのインコースにも投げきれる。サイズもあるしスケール感もある。上位で間違いないんじゃないでしょうか」と太鼓判。『東都1部ドラフト上位候補6人衆』の1人として、評判に違わぬ投球で、その力を証明した。