阪神大学野球は第4節の1回戦2試合が行われ、開幕6連勝で首位の天理大が2位関西国際大に今秋初黒星を喫した。

関西国際大は7回に打者一巡の猛攻で7得点を挙げ、勝率差で首位に立った。大体大は延長10回サヨナラで大阪電通大に先勝し、今季初の勝ち点獲得へ弾みをつけた。

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関西国際大は12安打9得点と打線が爆発した。

2-4の7回、1死満塁から押し出しと6番草山源太内野手(2年=近大新宮)の右前適時打で同点。さらに7番一石(いちいし)湧暉内野手(2年=滝川二)が左前に逆転打、9番橋本卓郎外野手(3年=神戸第一)にも適時三塁打が飛び出し、敵失も絡んで一挙7得点を挙げた。一石は「挑戦者の気持ちで声をかけ合った」と打線奮起の要因を明かした。20年秋以来3年ぶりの頂点へ、一丸で戦う。