日本高野連と全日本大学野球連盟は12日、プロ志望届の提出を締め切った。公示された選手は26日のドラフト会議で指名の対象になる。

この日までに高校生139人、大学生172人の計311人が公示された。

提出者は、昨年(高校生154人、大学生187人の計341人)より高校生、大学生ともに減少した。

高校生では、9月のU18W杯で世界一になった高校日本代表からはドラフト1位候補の大阪桐蔭・前田悠伍投手をはじめ、投打二刀流の山形中央・武田陸玖投手と霞ケ浦(茨城)・木村優人投手。沖縄尚学・東恩納蒼投手、明徳義塾(高知)寺地隆成捕手、仙台育英(宮城)・山田脩也内野手、履正社(大阪)・森田大翔内野手の7人が公示された。

打者では、高校通算62発の広陵(広島)真鍋慧内野手、同31発の九州国際大付(福岡)佐倉侠史朗内野手の長距離砲が提出。今夏の甲子園に出場した上田西(長野)横山聖哉内野手は高校通算30発、遊撃手としても高評価されている。

大学生は、東都大学野球連盟から連盟別で最多の28人が提出した。ドラフト上位候補がそろう“東都1部6人衆”は今年の目玉候補だ。青学大の常広羽也斗と下村海翔、国学院大・武内夏暉、中大・西舘勇陽、東洋大・細野晴希、亜大・草加勝の各校エースが並ぶ。さらに桐蔭横浜大・古謝樹投手、名城大の岩井俊介投手、大商大の上田大河投手、高太一投手らもいる。

野手では、今年7月の日米大学野球選手権で優勝した大学日本代表の正捕手、上武大・進藤勇也捕手が注目。東京6大学からは、現役最多の通算92安打を誇る明大・上田希由翔内野手、通算19本塁打の慶大・広瀬隆太内野手らも公示されている。

【一覧】大学生プロ志望届提出者

【一覧】高校生プロ志望届提出者