中日の新外国人候補はルナ2世? 中日立浪和義監督(54)が13日、来季の新外国人調査の途中経過を語った。「いまのところはまだ。これからです」と説明。現在、元渉外担当の大塚投手コーチらをドミニカ共和国に派遣し、同国でのウインターリーグ後は米国へも調査も広げる。最終決定は12月以降を想定しているという。

「何人かの選手はこっちでビデオ見て、あっち(ウインターリーグ)で(大塚コーチに)見てもらうようにしている。ポジション的なこともある。アメリカでやる選手もいる。その辺の情報も含めて向こうにいってもらっている」

助っ人候補として調査しているのは即戦力野手。「三振は極力少ない方がいい。日本で成功してる外国人選手は、向上心を持って、配球も含めて勉強してる選手。いきなり来日して打つのは難しいと思う。ルナのように本塁打は少ないが打率3割5、6分打ってくれればありがたい。力がないと言っても日本人よりはある。守備もひどすぎてもいけないし、バランスを考えながら、選択していきたい」。指揮官がイメージする新助っ人は13~15年に在籍しルナだ。本塁打は34本と少ないが、15年に打率3割5分をマークするなど通算打率3割1分6厘のドミニカン。得点圏打率も3割前後を3年間キープした。

性格面も重視する。「日本で何とか成功しようとするハングリーさ(が必要)」。新助っ人調査は、他球団との重複も確認しながら中南米、北米へと12月まで続けられる。

【関連記事】中日ニュース一覧