そら、もうメロメロよ-。阪神は19日、高知・安芸での秋季キャンプが打ち上げ、岡田彰布監督(65)が総括した。打者で目立った選手に、支配下選手登録されたばかりの野口恭佑外野手(23)を挙げた。指揮官の一問一答は以下の通り。

 

--バッターの方で目についた選手は

「いや、バッターはやっぱ野口やろ。だからそら支配下な、この1年でねえ、キャンプは当然1軍になあ、入れようと思うけど、キャンプの時に1軍でなあ、3桁の背番号てなあ、かわいそうやんか。1軍でやる中では」

--やっぱ1軍の球をどんどん打たせて

「まああれは台湾(ウインターリーグ)行くからなあ。また1カ月くらいいくやろ。まあバッターやからなあ、どんどんまだ、いろんなピッチャーのボールを経験したらええと思うけどなあ」

--連覇に向けて新しい力が必要と。その2人はそうなってほしい期待は

「まあこのキャンプでなあ、新しいなあ、そういうのを見つけたよなあ。そら期待以上のもんをなあ」

--1軍キャンプに来るだけじゃなくて、レギュラー争いを期待したい

「いや、そら期待してるよ。なあ、1人遠くに飛ばせるというかな、そういうのは作られへんからなあ、なかなかなあ、その速いボールを投げるとかなあ。それはやっぱりある程度のスピードを持って生まれたというか、小さい時からなあ、そういうのは飛び抜けてすごいのもおるけどなあ。野口なんかもあんだけ遠くに飛ばせるいうわけやからなあ、結局は」

--秋季キャンプ組では小幡や小野寺もレギュラー狙える位置に

「そら狙わなあかんやろな。まあそれはいい意味の刺激というかな。今の今年やったレギュラー連中にしても、いい刺激になるとおもうよ、それは。安泰じゃないというな」

--昨秋の安芸で阪神はここから始まると。今年もいいスタートに

「今は2月が沖縄になったからな。この時期しか来れないからな。そら去年はな俺も初めてのあれやったから1軍のメンバーも来てたけど。今年のキャンプが本当の秋のキャンプやろな。若いのが次の年に向かって力つけていくいう意味ではない。チームのレベルアップになるというかな。大体11月はこういうキャンプやったんや。今までも。個々の足りない部分を鍛えると言うかな。みんなそら持ってるものは違うわけやからな。足りない部分に関してはな。そこを徹底的に鍛える。1年間やっぱりゲームをな2軍でもやってるから体作りせんでええやんか。すぐ技術練習とかな技術の向上に入れるいうかな。本当はこういうキャンプなんやろな。個別でね重点的に自分に足りないところを鍛えるというかな。去年はもう春のキャンプみたいなキャンプやったよ。分からんかったからな、メンバーがどのくらいの能力あるか。メンバー編成にしてもな。だから2軍はほとんどみれんかったんや。それはもうしゃあないけどな」

 

阪神森木大智投手(秋季キャンプを終えて)「新しい取り組みを始めたばっかりなので、まだ定着してない感じはある。このオフが大事なので、覚悟を決めてやりたいと思います」