青学大から阪神ドラフト1位指名を受けた下村海翔投手（4年＝九州国際大付）が21日、都内のキャンパスで行われた秋季リーグ優勝報告会であいさつした。

春、秋のリーグ戦を制して、大学野球選手権も優勝した同大学。「大学4冠」を狙った前日20日に行われた明治神宮大会の決勝だったが、0－2で準優勝に終わった。下村は2番手として登板したが、押し出しで決勝点を許す悔しい結果となった。

広島ドラフト1位の常広羽也斗投手（4年＝大分舞鶴）ら部員が出席し、応援団、在学生らも見守る中で行われた報告会。

下村は「昨日は悔しい思いをしましたが、後輩たちはすごく頼もしいので来年は自分たちが成し遂げられなかった4冠を達成してくれると思う。自分たち4年生は昨日の大会で硬式野球部を引退という形になりましたが、それぞれが次のステージで青山学院大学の硬式野球部出身という誇りを持ってこれからも歩んでいこうと思うので、引き続き硬式野球部の応援をよろしくお願いします」と決意を語った。