プロ4年目のヤクルト武岡龍世内野手(22)が、メダリストの極意を学ぶ。6日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、400万円増の1100万円でサイン。オフには、北京五輪の男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した高平慎士氏(39)に弟子入りする。先輩の丸山和郁外野手(24)らとともに一流のスピードを体感する。「走り出して、中間がスピードに乗らない。そのあたりを聞ければ」と新たな武器を手に入れる。

走攻守3拍子そろった遊撃手。今季は本職以外に、二塁、三塁などの守備にも就き、昨季の7試合出場から大幅増の84試合出場を達成した。プロ1号もDeNAから自由契約となったトレバー・バウアー投手(32)からバックスクリーンへ放り込むなど存在感を見せつけた。一方で盗塁数は「3」に終わり「2桁はいきたいと思っている。走攻守全てのレベルを上げて頑張りたい」と来季を見据えた。(金額は推定)

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