阪神のドラフト新人8選手が11日、大阪市内で新入団発表を行ったあと、ファンミーティングに出席した。ファンから人気集められた質問で多かった質問が2つ選手に尋ねられた。「嫌いな練習メニューは?」の回答が一致した。

ドラフト下位から順に答えた。まず育成2位の白鴎大・福島圭音(けいん)外野手(22=聖望学園)が「ランニング。聞いた瞬間にテンションが落ちる」と発表。積極的な走塁が武器だが、意外にも走る練習が嫌いと明かした。同育成1位の日本海L・富山GRNサンダーバーズ松原快投手(24=ロキテクノ富山)も「ランニング苦手です…」と続くと、他の選手も「ランニング」と口をそろえた。

まさかのランニングかぶりに答える選手も徐々に変化を加えた回答に。8人中6番目に回答したドラフト3位の仙台育英・山田脩也内野手(18)は「すみません、ランニングです」と謝りながら答えると、続いて回答した同2位の四国IL徳島・椎葉剛投手(21=ミキハウス)は申し訳なさそうに小声で発表した。

最後の同1位の青学大・下村海翔(かいと)投手(21=九州国際大付)は「足が速いので得意なんですけど」と前置きしながら「ランニングです。キツいのでみんな嫌だと思う」と満場一致となった。