年末恒例の「言葉の力」をお届けします。担当記者たちの心に響いた野球人たちの声で2023年を振り返りましょう。

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▽オリックス山本由伸投手「やっと終わったと。最後出し切っていたので、すごく良かったです」(11月4日、日本ラスト登板となった日本シリーズ第6戦で、新記録の14三振を奪い完投勝利。最後のアウトの瞬間を聞かれ、懸けた思いが短い言葉ににじんだ=磯綾乃)

▽オリックス中嶋聡監督「勝って終わるのと負けて終わるのでは全然違います。重い職業ですし、最後で上に立たないと。そういう職業なのかなと思います」(11月5日、第7戦までもつれた日本シリーズの激戦を終えて。監督という仕事の重みと難しさが垣間見えた=磯綾乃)

▽オリックス宮城大弥投手「僕はあまり注目はされたくないので、コツコツとできたら十分です。僕の時はおとなしくというか、結果だけ知ってほしいなと思います」(先発を翌日に控えた4月15日、オリックス山本対ロッテ佐々木朗の注目対決が前日14日に行われたことに。わが道を行く左腕は結果を積み重ねても変わらない=磯綾乃)

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