全日本大学野球連盟の監督会が16日、横浜市内のホテルで行われ、全国の大学から監督、コーチ168人が出席した。

今年の年間スケジュールが報告された。6月に第73回全日本大学野球選手権大会(9日開会式、10~7日間)が神宮球場、東京ドームで。11月には第55回明治神宮野球大会(19日開会式、20~25日)が行われる。大学日本代表チームは、7月にチェコで行われるプラハ・ベースボールウイークに初参加後、オランダで行われるハーレム・ベースボール・ウイークに出場する。6月の選考合宿(22~24日、平塚)、直前合宿(29~7月3日)も発表された。

また、大学日本代表監督に堀井哲也氏(61=慶大)、コーチに安江均氏(63=名城大)、森本吉謙氏(49=仙台大)、鳥山泰孝氏(48=国学院大)の就任が報告された。堀井監督は侍ジャパンの強化試合メンバーにリストアップされている明大・宗山塁内野手(3年=広陵)について、「経験、実績、また、去年の合宿のパフォーマンスを見ても、『宗山ジャパン』であることは間違いないと思います」と、大学日本代表にも欠かせない存在であることを口にした。

昨年12月に行われた選考合宿での宗山の動きを見ても、技術の高さはもちろん、発言、立ち居振る舞いにも目が留まったという。「自分のペースでパフォーマンスを発揮することに集中できている」と、経験値にも注目。大学日本代表の中心選手として、大きな期待をよせた。