開幕投手が有力視される西武今井達也投手(25)が、ソフトバンク山川穂高内野手との対戦を前に平常心を貫いた。

15日のソフトバンクとのオープン戦に先発予定。昨季まで同僚だった山川との対戦ついて「1発がある選手なので、ホームランをやっぱり警戒しないと」と本塁打に警戒した上で「意識することはないです。いつも通り投げられれば」と冷静に話した。

抑えても、打たれても全てをシーズンでの“山川封じ”の材料にする。「今のうちに失敗できることはたくさんしておいた方がいいと思うので。シーズンで困らないようにというか、シーズンで抑えられるように対策というか。いろいろ試せるいい機会なので、いろんなことをして、引き出しを増やしていければと思います」とイメージした。

ウォーカーら新戦力のデータもチェックした上で、自身の感覚とも照らし合わせる。「投げやすいところや空振りが多いところとか、数字で明確に出てると思うので、それを踏まえて投げて、肌で感じる部分とデータとの違いも出てくる。試合で投げてる中で自分で感じ取って、キャッチャーと話していければ」と思い描いた。【久保賢吾】

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