新潟市出身で日本文理高卒のオイシックス安城健汰投手(22=創価大)が、5日からのヤクルト3連戦の初戦で初先発する。3月27日のDeNAの2戦目に先発予定だったが、雨天中止で流れた。再度巡ってきたチャンスに「変に気負わず、自分のいつも通りのボールを投げられたら」と平常心で本拠地の先発マウンドに立つ。

ここまでは2試合に中継ぎとして登板。複数回を任され、7回3失点も力強い直球と切れ味の鋭いスライダーで首脳陣にアピールした。試合には家族も観戦する予定。「まずは自分の力を出し切って、チームの勝ちと初勝利が取れたらいい」。成長した姿を見せ、最高の凱旋(がいせん)登板にする。