阪神が2回の打者一巡7得点を含む、今季最多の14安打15得点で今季初の5連勝を決めた。巨人も敗れ、これで今季初の2位浮上。首位中日に0・5ゲーム差に迫り、21日にも首位浮上が見えてきた。

打線は18日まで10戦連続で2得点以下と沈黙。岡田彰布監督(66)は「なんと言ったらええか。なんか1週間くらい前がウソみたいですけどね」と率直に話した。途中出場で4打点を挙げた前川右京外野手(20)は、今季初の左投手との対戦でも結果を残し「これからまた左でも行こうかなという気になりますよね」とさらなる期待を寄せた。

阪神岡田監督の一問一答は以下の通り

--打線がよく打った

ねえ。なんと言ったらええか。なんか1週間くらい前がウソみたいですけどね。

--スタメン全員安打。今季最多14安打、今季最多15得点

まあ、ね。この3試合ぐらい前からかね。やっと、2ケタ、ヒットが出だして。昨日も言ったけど、ね。これで吹っ切れたんじゃないかと言ったんだけど、そういう感じでね。きょうは、四球も絡んで、去年のいいときのね、得点パターンというか。そういう攻撃できましたね。

--阪神らしいつながる野球があった

やっぱり、ボール球を振らないっていうのは、みんな選んで選んで、やっぱりそこじゃないですかね。

--中軸が仕事をした。

そうですね、もうね、やっと3人が2割の大台に乗ったので、良かったですね。

--前川も4打点。初めての左投手との対戦だった

そうですね、ノイジーは昨日ちょっとね、走塁で足、膝を打ったので、あまり無理をさせないようにして、まさか左と当たると思わなかったけど、ちょうどいい機会だったし、どういうバッティングをするか楽しみだったんですけど、あとの打席も本当にうまく打ちましたよね。

--左投手への対応をどう見た?

いやいや、これからまた左でもいこうかなという気になりますよね、はい。

--3日前と比べて打線は何が変わった

いやいや、どういう、ねえ、兆しはあったんですけどね、徐々に、あんな長く続かないと思ってたんで、徐々に兆しはあったんだけど、やっぱりボールの見極めじゃないですかね。やっぱりタイミング取れるようになって、ボールの見極められるようになったっていうか、そこが一番じゃないですかね。

--大竹が2勝目

いやいや、ほんと、まあねえ、逆転されたりでねえ、ちょっとあの、ランナー出て力むとボールが高くなるというかね、だから大竹の緩急というかね、そういう持ち味をちょっとなくして力勝負みたいな感じにね、なるんで、3回からもうね、緩急で自分のピッチングしろって言ったんですけどね。それからやっと持ち味が出たんじゃないですかね。

--大竹本人も「監督に遊びを持って投げろ」と言われたと

ちょうどねえ、2回、なんかこう、そんなストレート早くないからな、そんな力勝負してもね、自分の持ち味というのが、特徴生かさないといけないから、もっと遊べ、遊んで投球しろって言ったんでね。

--監督から言った

いやいや、安藤コーチに言って、安藤コーチから指示したと思いますね。

--結果的に7回まで投げるごとにらしさが

だから球数多かったから今日は6回まで行けるかなという感じだったんだけど、7回までね、行ってくれたんで、まあ後ろのピッチャーもずっと、結構この3日間ぐらいは休んでるんだけど、まあ、いつでも行ける体制ではあったんだけどね、7回まで行ってくれたらもう十分ですね。

--投打かみ合ってきた

ああ、そうですねえ。本当にゲームの中でいい結果が出だすと、そんなもんなんでしょうね、野球って。

--2カード連続勝ち越し、5連勝

いやいや、まだそれは1試合1試合やるだけなので。そんな簡単じゃないですね、はい。

--明日に向けて

ちょっと雨がね、予報が悪いみたいなんだけど、才木はぜひやりたいと言ってたんでね。まあ、できると思うので、先発が勝ち星つき出したので、才木ももうついてるんだけど、今度また2勝目狙ってもらいたいですね。

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