今季最多の14安打&15得点で大勝し、投打のヒーローがお立ち台に上がった。阪神大竹耕太郎投手(28)は今季最長7回を投げ、8安打2失点で2勝目。2回には投手のグラブをはじく同点打も放った。

打のヒーローには3安打3打点の大山悠輔内野手(29)。前日19日中日戦からトータル7打数6安打4打点。好調のきっかけを問われると「なんですかね。来る途中の道を変えました」と笑って明かした。

大竹、大山のお立ち台での一問一答は以下の通り。

--大竹投手へ。今季初の甲子園での先発

「そうですね。ビジターゲームが3試合だったんで、やっぱり甲子園の素晴らしさを感じました」

--前回と同じ中日戦。どのような思いで

「前回悔しい内容になってチームにも迷惑をかけてしまったので。もう、早いうちにやり返すというか。そういう気持ちで、向かっていく気持ちでいきました」

--今季初の7回投球。投球を振り返って

「やはり2回で2点取られてしまってから、監督さんに『もっと遊んで投げろ』という風に言われて。ちょっと緩急がないというか、そういうピッチングになってしまっていたので。その辺を意識して、もうちょっと遊び心を持って。点差も打者の皆さんがたくさん取ってくださったので、楽に投げることができました」

--2回の打席は

「もうベンチからすごい形相で打てっていう顔で首脳陣の皆さんが見ていただいたので。これはもう絶対ヒット打ってやろうと思って。まあ、ほぼピッチャーゴロでしたけど、いい形になってよかったです」

--ベンチからの圧を感じて、ヒットを打った。ベンチへ何かメッセージは送ったか

「いや、一応悪い当たりでしたけどヒットだったので、ガッツポーズはしましたけど」

--大量援護。打者の頑張りには勇気をつけられたか

「そうですね。自分自身、あまりこう状態が上がらない中で、こうやって助けていただいた試合だと今日は思うので。今後はこう自分がなかなか点が取れない試合でも逆に助けていけるような、そういうピッチングをしていけるようにもっと頑張っていきたいと思います」

--今季初の5連勝。貯金も2に。ファンへ

「まあ、やはりこの甲子園に帰ってきてから素晴らしい雰囲気の中でみんないい力を出し出せていると思うので。引き続き、大きなご声援をよろしくお願いします。ありがとうございます」

--大山選手へ。2戦連続の3安打。気分は

「いや、もうチームが勝ったんで。はい。それが一番うれしいです」

--3本の中で納得のいく一打は

「どうですかね。まあ、全部です」

--犠飛と四球も。大山さんらしい打席だった

「いや、もうここまで本当に迷惑というか、チームメートに助けられてしかいなかったので。なんとか自分が今度は助ける番になりたいなとは思っていたので。もう、必死にやった結果かなと思います」

--試合で6安打。キッカケになるようなことはあったか

「なんですかね(笑い)。来る途中の道を変えました」

--クリーンアップで7打点。勢いがつく

「そうですね。本当にクリーンナップが仕事をすれば、やっぱり点数が入るってことはわかりましたし。そういう真ん中で打っているっていうのもあるので、なんとか頑張りたいなっていうのがあるので。また明日、頑張りたいと思います」

--ファンへ

「また明日も頑張ります。ありがとうございました!」

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